泣きやまない子の子育てはお仕事をしていると考えましょう
質問
ぎゃん泣きする6ヶ月の赤ちゃんにイライラします。抱いてもあやしてもおっぱいを飲ませても泣きやみません。泣き声を聞くと頭がおかしくなりそうです。泣きやませられないのは私が悪いのでしょうか。
回答
赤ちゃんの一番のお仕事はなんでしょうか。おっぱいを飲むこと?それも大切なお仕事です。ぐっすり眠ること?それも大切ですね。でも何よりも一番のお仕事は「泣くこと」です。
赤ちゃんにとって「泣く」という行為は「お腹が空いた」「眠たい」「お尻が気持ち悪い」「熱い」「寒い」という自分の思いを周りに伝える大切な手段でありお仕事なのです。もちろんお腹もいっぱい、たっぷり寝た後、そしてお尻もさっぱり、快適な温度であれば赤ちゃんはにこにことご機嫌に過ごしていることができているのでしょうか。そんなこともないのです。
お母さんであれば通ったことがある道だと思うのですが、泣いている理由がわからない、そんな状態の時、赤ちゃんは一生懸命お仕事をしているのです。ですから、「泣かないで」と言ったところでそれは無理という話です。ですが、実際問題あやしてもあやしても泣きやまない赤ちゃんと2人きりで過ごしているとイライラもしてストレスが溜まってしまいます。そんな時は気持ちを切り替えて泣かせてあげることをおすすめします。
よく言われるのが「泣くと肺が強くなるから少し位泣くのも運動」という意見です。これはもちろんある程度の効果もありますが、赤ちゃんがぎゃん泣きをしてしまうと、空気をたくさん吸いこんでしまい、まだ未発達な胃が膨れてしまい、赤ちゃんも苦しいですし、そんな状態でおっぱいを飲ませようとすると舌も上に丸まってしまっていますから上手におっぱいを飲むこともできません。
できる限りぎゃん泣きは収めてあげるのが良いのですが、ぎゃん泣きより一段階手前の泣き位であれば、様子を見ながら泣かせてあげましょう。泣かせ方も、放っておくのではなく、なるべく赤ちゃんを抱っこしながら泣かせてあげましょう。
お母さんが「どうして泣きやまないの?」とイライラすればするほど、その気持ちは赤ちゃんに伝わります。そうするとどんどん身体が突っ張ってしまいますます泣きやまない状態が続きます。ですが、お母さんがゆったりした気持ちで「泣いていいんだよ。お仕事しているのね。」と泣いている状態を受け止めて思い切り泣かせてあげて下さい。ある程度お仕事をした赤ちゃんはお仕事疲れとお母さんの抱っこで安心して眠ってしまいます。
ここで注意しなければいけないのは、きちんと泣きの原因かもしれないことを解決してあげてからにしてくださいね。お腹が空いていないか、お尻が濡れていないか、眠たくないのか、汗をかいていないのか、また、体調が悪そうではないのか、それらをチェックした状態で泣いている赤ちゃんは、一生懸命お仕事をしているのです。安心してお仕事ができるようにお母さんもイライラせずにサポートしてあげて下さいね。


